ピアノの歴史

はじめに

ピアノの歴史について気の向くままに調べています。

今は昔と違って、そういう本もいろいろ出されていますし、

ネット上でも、調律師の方、楽器メーカー、研究されている方、

一般の方も含めると、たくさんの情報を集めることが可能です。

以前も本を読んで少し資料を作ったことはあるのですが、

今回改めてやってみることで、自分にとっては、より、昔の作曲家が生きた時代

というもののイメージが明確になったように感じています。

昔、『ピアノはいかにしてピアノになったか』

というレクチャーコンサートを聴きに大阪まで出かけたことがあります。
その時、復元されたクリストフォリのピアノでの演奏を聴いた時に思ったのは、
「その昔」、というのは、ずいぶんと静かだったんだろうなあ。。。ということでした。
もちろん、今でも演奏会そのものは静かなホールなどで行なわれるんですけどね。
でも、当時は、外も車が通るわけでもない、飛行機が飛ぶ訳でもない、
静かな建物の中、電気もなくて薄暗い部屋で
本当に繊細なピアノの小さな音が流れている、という感じ。

自分の感覚が音に集中し、研ぎすまされていくという感じだったのかなあ、
と思いながら演奏を聴いていました。

参考にさせていただいたのは、
大宮真琴さんの「ピアノの歴史」
フォルテピアノ奏者の小倉さんの「ピアノの歴史」

本を読みながら、考えたり思ったりしたことを少しずつ書いています。
詳しくは、もちろん、これらの本を読んでいただけたらと思います。